woSciTecの考察

サイエンスとテクノロジーに関して、考察するブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「強く示唆される」とは何か?

「示唆される」という表現 研究では「示唆される」という言葉が用いられる。英語での話になってしまうが、indicateという言葉がこの語に該当し、showとかdemonstrateとかより一段 下の表現だ。それほどはっきり示す証拠があるわけではないが、それなりに証拠…

日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ8回目 量から質への転換を!

はじめに 日本の研究力が低下しているといいます。 この問題を起こしている原因の1つは、研究の「質」よりも「量」を求めることにつながるたくさんの要因ががあることによります。 この問題は、明らかな問題であり、改善も容易です。 この記事では、この問題…

第6期科学技術イノベーション基本計画によって大学など研究組織の任期制は廃止に向かうはず。

関連記事 シリーズ1回目 学振のPD研究室移動義務 シリーズ2回目 科研費申請書が研究の技術的側面を軽視 シリーズ3回目 擬似成果主義。成果期待主義?申請書主義? シリーズ4回目 研究組織と個々の研究者の分断問題 シリーズ5回目 ディストピアに予想される3…

日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ7回目 研究機器を研究者が購入できる制度

はじめに 日本の研究力向上を達成する方法を模索するシリーズ7回目です。 シリーズ1回目 学振のPD研究室移動義務 シリーズ2回目 科研費申請書が研究の技術的側面を軽視 シリーズ3回目 擬似成果主義。成果期待主義?申請書主義? シリーズ4回目 研究組織と個…

日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ6回目 研究組織の組織不全と改善策

はじめに 日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ6回目です。 シリーズ1回目 学振のPD研究室移動義務 シリーズ2回目 科研費申請書が研究の技術的側面を軽視 シリーズ3回目 擬似成果主義。成果期待主義?申請書主義? シリーズ4回目 研究組…

日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ5回目 ディストピアに予想される3つの不都合

はじめに 日本の研究力を向上するにはどうしたら良いでしょうか? シリーズ1回目 学振のPD研究室移動義務 シリーズ2回目 科研費申請書が研究の技術的側面を軽視 シリーズ3回目 擬似成果主義。成果期待主義?申請書主義? シリーズ4回目 研究組織と個々の研究…

日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ4回目 研究組織と個々の研究者の分断問題

はじめに 日本の研究力向上を達成するための方法を模索する シリーズ4回目です。 シリーズ1回目 学振のPD研究室移動義務 シリーズ2回目 科研費申請書が研究の技術的側面を軽視 シリーズ3回目 擬似成果主義。成果期待主義?申請書主義? シリーズ4回目 研究組…